私が提案し実現した「とやまロケーションシステム」について
時刻になってもバスが来ない…
不安になったことはありませんか?
バスの現在位置を提供する「とやまロケーションシステム」は
私が提案し、県が全面的に整備を行ったものです。
全県を走る全てのバスと富山LRの現在位置をインターネットから知ることができます。
また、高岡市、砺波市、南砺市のケーブルTVへの情報でも情報を得ることができます。
また、通院者の皆さんが病院外でバスを待つことが無いよう、
現在県立中央病院1階ロビーにデジタルサイネージ(大型のTV)を整備中です。
11月にはサービス提供いたします。
とやまロケーションシステムにおける私の提案
- 道路を走るバスは天候や道路の状況により、定時性が乱れる。特に富山県は降雪時に大幅に遅れが生じることがある。バスの位置が分かればバス停で長時間待つ必要はなくなり、自宅等で待機し来る頃を見計らうことが可能になる。
- バス停に上屋等を整備する必要が無くなる。全県2000カ所のバス停に上屋を整備するには時間と経費が掛かる。家で待った方が快適。
- 簡易なバス停によりバス停を固定化しない。高齢化に対応した運行経路の模索が可能。
- 県が主導することで市や町、事業者の協力を促し、それぞれのシステム維持費の軽減が図れる。
などです。一方で以下の課題があります。
- スマートフォンを使用できない人への対応
- ケーブルTVへの情報提供。
- 病院やショッピングセンター、駅などへの情報提供。
があります。県議会や総合交通特別委員会で質疑を行っており、これまでに県立中央病院へのデジタルサイネージの設置や設置のための自治体・事業者への財政的な補助、呉西方面でケーブルTVの情報提供となっています。引き続き働きかけていきたいと思います。
雪の降る中、いつ来るともわからないバスを
真っ白になって待っている苦痛を解消したい。
バスはもっと便利にできる。
これが提案の原点です。